ワインブティック

――個性の強さはまさに雄牛・トロ――
産地：トロ Toro
特徴：トロとは「雄牛・闘牛」の意。
その名のとおり力強く、同じドゥエロ河流域にありながら、リオハやリベラ・デル・ドゥエロとはかなりタイプの違うワインを造りだします。

これはリベラ デル ドゥエロより海抜が低く、夏の気温がさらに高くなり、ブドウの成熟が早く進むためです。
テンプラニーリョ種も同地で長く栽培されるうちに、トロ独自の個性を身に付けて、「ティンタ・デ・トロ」と呼ばれるようになりました。
濃厚な色合い、凝縮した果実味とタンニン、控えめな酸味など、スペインでは個性の強い赤ワイン産地としてトロの名は知られていました。
しかし１９９０年代後半から、外部の著名な生産者などの投資が刺激になって、濃厚さはそのままに、しかし洗練された味わいの、高品質な赤ワインが熱い注目を集めるようになりました。

リベラリア エノロヒカ＜トロ＞
Liberalia Enologica
♪受賞が続く「バッカス」のワイナリー♪

リベラリアとは古代ローマの酒神“バッカス”を意味し、それにちなんでワイナリーの名がつけられました。
農業工学を学んだ若干30歳のアントニオ フェルナンデスは、独自の高品質ワインを造るべく、最新技術を取り入れ2000年に活動を開始しました。
収穫には細心の注意を払い、10〜15kgの小箱に手摘みで集められた葡萄の中から、さらに最良のものだけを選り分けて差別化したワイン造りを行っています。
非常に個性的でユニークな仕事から生まれる作品は、発売以来各種コンクールで受賞を続けています。