ワインブティック

・申し訳ありませんが店在庫のみで終売となります。

絶妙なバランスを楽しむ
エレガントリオハ。

●高級マーケットに向けたワイン造りを行うルイス アレグレ。

ルイス アレグレ レセルバ 　
Luis Alegre Reserva<Rioja>
＜赤・辛口・コクあり（フルボディ）・スペイン・リオハ＞

○店長Noriの『ちょっとひと口』

パワーあふれる新興地域に押され気味だったリオハですが、やはりその地位は揺るがず！

雑音に惑わされず、有形無形の伝統的な規定を尊重しながら、自分たちのスタイルで良いものを造ろうというルイス アレグレ。

ドラスティックな改革が目に見える形で表れていないだけで、底の方では深く静かに、着実な歩みで進化を続けるリオハの家族経営のボデガです。


深みある濃いチェリーレッド。
熟した赤系の果実香に特徴的なスパイシーな香り。

バニラ、シナモン、タバコ、コーヒーなど複雑なアロマが溶け込み、かなり濃密ですが、バランスが取れていて上品な印象。

口当たりは力強く、豊かな酸味と渋味を形作るタンニンが厚みのあるボディをしっかりと支え、剛健でありながらしなやかな構成を持ったすばらしい出来。

弟分のマセラシオン カルボニカやクリアンサと同じように全体のバランスがすばらしく、ルイス アレグレのワイン造りのレベルの高さを十分に感じさせます。
すべての味わいに角が無く、まろやかに調和を保った造りはリオハならではと言えるかも知れません。


話題性に富む新興ワイナリーに目が行ってしまうのは仕方ないにしても、こうして時々リオハに戻ると、スペインワインの原点を見るようです。

同じリオハのオンダーレやムルアもそうですが、決して派手ではない、しかし文字通り大地に足を着けた粘り強さと、歴史に裏打ちされたその安定感は揺るぎ無いと感じさせられます。
 

●ルイス アレグレのレストランから望むカンタブリア山脈。
これが生み出す気候と地質が、育つ葡萄に独自の個性を与えています。

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