下記の件について来日した輸出担当者に聞いたところ、ここ最近畑の規模が広がってきたため他地域の葡萄が混ざる可能性が出てきたとのことです。
そのため2017年より、当店ではロス コンデスをD.Oカタルーニャに含めることに致しました。
●「これ、カタルーニャ産じゃないか!?」
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さるお客様から、「このワインはD.Oプラ デ バジェス(プラ デ バジェス地域の規定を守って造られたワイン)として売っているが、ラベル表記は、そこを含むより大きな地域のカタルーニャ産ではないか?」というご指摘を頂きました。
これは私もうっかりしておりました。
実はこのワインはれっきとしたD.Oプラ デ バジェスなのです。
それがなぜカタルーニャ表記になっているのか言うと、販売するにあたって、造り手側が、産地のネームバリューを求めて表記を変えたのです。
つまり、made in ・・県、とするよりは、made in JAPAN と書いたほうがより訴求力があるということです。
実際何年か前まで、ラベル表記は Pla de Bages でした。
他の産地の葡萄が混ざるようにでもなれば問題ですが、今でも当時と同じ畑の葡萄を使い、規定を遵守しているため、当店では「プラ デ バジェス」のワインとして扱わせて頂いております。
このような低価格ワインは数を捌かなくては経営が成り立たないので、造り手も大変だとは思いますが。